マダム・カーコのマクロビオティックとは

マダム・カーコのマクロビオティックとは

 

マダム・カーコのマクロビオティックとは

 

「マクロビオティック」の食事法は、潜在意識の願いを達成できる健康な肉体を作るための一番の近道です。

自分の心の「居心地がいいか、悪いか」の声を聞いて、自分が本当はどう感じているのかを読み取る力は、食事を通して養うのが一番わかりやすくて、結果も出やすいのです。

食事次第で人生が大きく変わってしまうほど、命と食事は深く関係しています。
食事が人生を左右してしまうことさえあるのです。

マクロビオティックのお料理を学ぶことで、何にもとらわれることのない、本当の自分を見つけ、その自分をとことん大切にして生きていく力を身につけましょう。

 

 

陰陽とは

まずは、マクロビオティックを熟知する上で必ず知っておくべき「陰陽」についてお話します。

図1をご覧ください。
宇宙から地球に左回転で入ってくるエネルギーのことを、陽性のエネルギーといいます。

締める、縮める、下向きの力を持った求心性のエネルギーです。
逆に、地球から右回転で宇宙に戻っていくエネルギーを陰性のエネルギーといいます。
陽性のエネルギーとは逆で、緩める、拡張する、上向きの力を持った遠心性のエネルギーです。
この世のありとあらゆる全てのものは、この2つの陰陽のエネルギーから成り立っていると考える陰陽理論が、マクロビオティック哲学のベースになります。

 

地球と陰陽

 

ここで、例を挙げます。下の図2をご覧ください。
陰性と陽性のエネルギーの性質についてまとめています。

陰陽

先ほど挙げた例以外にも、「軽い」のが陰性で、「重い」のが陽性。「大きい」のは陰性で、「小さい」のは陽性。などがあります。

ここで重要なポイントは、陰陽に善悪はないということです。女と男、夏と冬、昼と夜のように、両方が必要で、片方があってこそもう片方が存在します。私たちはこういった相対性、二元性の世界に生きています。陰陽は宇宙の秩序です。すべては陰陽のエネルギーバランスを取るために起こっています。

次の図3では具体的な陰陽の例を挙げています。

陰陽

男女は陰陽の対極に位置しているので、互いに引きつけ合います。昼と夜もまた対極にありますが、昼は正午に陰を極めた後、陽である夜に向かって変化していきます。つまり、陰と陽とは、絶対的なもの、固定的なものではないということです。比較する相手によって陰陽の度合いや性質を変え、常に変化していくものなのです。この考え方こそが、分析的な西洋の考え方とは最も違う点です。

この世に存在するすべての物、生き物と同じように、人も、無限の宇宙、ワンネスの世界から陰と陽のエネルギーを受け取ってできた存在です。そのため、人が宇宙の秩序と調和した状態こそが、心と体が健康である状態と捉えるマクロビオティックには、陰陽の世界観と視点が欠かせないのです。

もちろんお野菜にもお肉にも、食材すべてに陰陽があります

あなたの体質や体調に合わせて、食べ物を選び、組み合わせられるようになると、自然と食べ物や日常すべての選択を意識的にすることができ、そして体と心が繋がり健康になり、次第に人生そのものが本来のあるべき方向へと変わり始めます。

 

 

体も心も中庸になる

マクロビオティック料理の目的は何でしょうか。それは、食べ物や調理方法の組み合わせを使って陰陽のバランスを取ることです。つまり、体と心を中庸に持っていくということです。
中庸とは、陰陽のバランスを取りながら、自分をコントロールできるということです。

自分の心の入れ物でもあり、心と繋がっている肉体は、食べ物でできています。
だから、マクロビオティックの食事法とは、取り入れる食べ物の陰陽を知り、食べ物の陰陽バランスを取ることで、体と心のバランスを取って中庸に近づけていくという方法なのです。

ではここで、中庸と、陰陽のバランスとはどういうことなのか、わかりやすいくイメージしてみましょう。

例えば、極端に陰性な白砂糖や乳製品を食べたとします。そうすると、あなたの体は強い陰性に傾きます。極陰の状態からバランスを取るためには、極陽の食べ物である塩や、お肉や卵などを食べる必要が出てきます。

 

両極端なエネルギーでバランスをとる

 

この状態は、極陰と極陽でバランスは取れていますが、極端なエネルギーでバランスを取ることで反動が大きくなります。体にはもちろんのこと、心にも負担をかけてしまいます。

ただし、逆の見方をすると、エネルギーが大きい分、反動が大きく、エネルギーを大きく転換できるということです。

人生の局面においては、このようなバランスの取り方が必要な場面も出てきます。メリハリをつけやすいバランスの取り方とも言えます。

 

今度は、ほどよい陰性の青菜やりんごを食べたとします。その場合、体はほどよい陰性に傾きます。その陰の状態からバランスを取るためには、ほどよい陽性の食べ物である根菜類や玄米を食べる必要があります。

ほどほどのエネルギーでバランスをとる

ほどよい陰性とほどよい陽性でバランスを取るのは、変化が小さいから反動が少なくて、簡単にバランスが取れます。体や心への負担が少なく、安全で安心な方法です。その反面、あまり変化がないので、メリハリがつけにくいとも言えます。

想像できると思いますが、現代を生きる私たちは、多かれ少なかれ「両極端なエネルギーでバランスを取っている」状態です。取り込んだエネルギーの振り幅が大きくなり過ぎると、体も心も休まる間もなく、振り回されることになってしまいます。それを続けていると、陰陽のエネルギーに翻弄されて、自己コントロールが効かなくなります。すると、中庸である本来の自分自身を見失うという結果が待っています。

思考も食べ物のエネルギーに支配されているので、したくないことをしてしまったり、言いたくないことを言ってしまうようになります。

中庸の状態でいることを心がけると、体が安定し、精神状態が安定します。さらに、感情が安定し、思考も安定します。本当の自分に取っての正しい判断ができるようになります。

つまり、潜在意識と繋がりやすくなって、本当の自分を見つけやすくなるということです。マクロビオティックの食事法は、そのために自分をコントロールする方法とも言えます。

 

 

調理法の陰陽

食べ物を陰陽で分けること、なんとなく理解できたでしょうか。
実は、食べ物のトータルな陰陽バランスは、食材そのものの陰陽だけではなく、「どうやって調理するか」ということも大きく影響してくるのです。

例えば、大根おろしと大根の煮物。どちらが陰性で、どちらが陽性でしょうか?

大根の陰陽

豚しゃぶサラダとスペアリブの煮込みは、どちらが陰性で、どちらが陽性でしょうか?
答えは、大根おろしと豚しゃぶが陰性で、大根の煮物とスペアリブの煮込みが陽性です。
このように、同じ食材を使っても、調理法によって、出来あがるお料理の陰陽は変わり、体に対する影響も違います。

調理法の陰陽をまとめました。

 

調理法の陰陽

火の強さや加熱時間だけでなく、食材に対しての水分量や鍋の大きさ、素材なども、仕上がるお料理の陰陽に違いを生みます。

表の中の「多重調理」というのは、一度蒸した野菜をオーブンで焼くとか、素揚げしたお肉を煮込むといったように、2つ以上の調理法を使う料理の方法で、とても陽性に仕上がります。

この表からわかるように、大きな鍋にたっぷりのお湯を沸かしてさっと茹でた人参と、小さな鍋で少なめのお湯で茹でた人参の陰陽は違ってくるということです。

 

さらにもう一歩、踏み込んでみます。
中庸のお料理が一目でわかる、「陰陽マトリックス」という表があります。

 

陰陽マトリックス

 

当サロンのテキストを監修している中広行先生が発明されたこのマトリックスの「中庸食」と書かれた部分に対応する食材と調理法の組み合わせを選べば、自然と陰陽バランスの整ったお料理を作ることができます。

 

さらに、お料理の仕上がりには、作る人自身のエネルギーや、キッチンの環境や気候などの陰陽も関わってきます。
陰性の人が作るお料理はどこか水っぽく仕上がったり、陽性の人はお料理を焦がしやすかったりします。イライラしながら作るお料理には、イライラのエネルギーが入ってしまい、食べた人に影響を与えてしまいます。

ですので、単に好き嫌いや得意不得意でお料理を選ぶのではなく、「なりたい自分」をイメージして、そうするために必要なお料理を意図的に選んで、作れるようになることが大切です。

陰陽を基準に、自分で食事を選択する癖をつけることで、人生のすべてを陰陽で操れるようになります。

 

 

 

噛むことの大切さ

ここまでは、どうやって料理するかの大切さをお話ししてきました。

次は、忘れてしまいがちなお料理の最終段階についてお話ししていきます。

お料理の最終段階。それは、噛むことです。

飲み込んでしまえば、あとは意識して食べ物を消化することはできません。飲み込んだ瞬間から、意識しなくても体が自動的に消化を始めてくれます。だから、その前によく噛んで、食べ物の消化をよくすることは、意識してできる最後の調理ということです。上の歯と下の歯が合わさることで陰陽の力が合わさって、個体から液体、液体から気体、気体から波動へと消化が進んで行くので、たとえ極端なエネルギーの食べ物を食べたとしても、よく噛めば、体への極端な影響がぐんと減ります。つまり、噛むことで極端なエネルギーを中和して中庸になれるのです。

まずは、普段の食事から、一口最低30回は噛む癖をつけます。
玄米を食べる時は、普段から一口100回噛みます。
200回でも300回でも、噛めば噛むほど、体が整っていきます。
玄米粥だとしても、一口50回は噛むようにします。
ラーメンでも、スープや飲み物でも、一口30回です。

人は、普段は気をつけているつもりでも、食欲が限界に達したときに食べ物を前にすると、その人の癖が途端に出ます。美味しいと感じるとつい、飲み込むようにガツガツ食べたり、一気に飲み物を飲み干したり。食欲を前にすると、人の意識のコントロールは途端に緩むのです。

だから、噛むことを意識してできるようになれば、物欲、自己顕示欲、性欲といった他の欲求もすべてコントロールできるようになります。目の前に手に入れたくてウズウズするものがあっても、一旦「ちょっと待った!」と客観的になって、自分の欲求をコントロールすることができるということです。
一口一口集中し、意識して上の歯と下の歯で噛み合せることで、神様が現れます。
「かむ(噛む)」とは「かみ(神)」であり、また「こめ(米)」でもあります。お米をよく噛むことで内なる神様が現れてきます。
つまり、噛めば噛むほど潜在意識が出てきやすくなるのです。
そうすると、直感が冴え渡って、インスピレーションが降りてくるようになり、本当の自分が見えてきます。
玄米を一口500回噛めば、奇跡が起きるとも言われています。
たとえ家族が隣で早食いしていたとしても、時間がなくても。「意識して」噛んで、「意識して」飲み込んでみるのです。無意識でも噛めるようになるまで、噛むことを意識し続けるのです。

 


 

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